【解答編・レシピ付き】クリスマス雑学クイズ

クリスマス雑学クイズ、いよいよ正解の発表です。

「【問題編】クリスマス雑学クイズ」、まだ挑戦されていない方は はこちらからどうぞ

目次

第1問

問題

クリスマスといえば七面鳥の丸焼き(ローストターキー)。このターキーに添える意外なソースはどれ?

①チョコレートソース
②エ○ラ焼肉のたれ
③クランベリーソース
④激辛ハバネロソース

正解とレシピ

北半球の寒い地域で育つクランベリー。そのまま食べたり、パンに練りこむのもおすすめです。

③クランベリーソース

お肉にフルーツソースをかける習慣は日本にあまりないので、ちょっとびっくりされるかもしれません。あざやかでつややかな赤色のあまずっぱいフルーツと、お肉のうまみはとても相性がよいので、ぜひためしてみてください。

簡単でローストターキーにぴったりの、クランベリーソースレシピをご紹介します。

クランベリーソースのレシピ

<材料>

  • メープルシロップ 30cc
  • 薄切りにしたオレンジ 適量
  • クランベリー 250g
  • シナモンスティック 1~2本

<作り方>

1)メープルシロップをお鍋に入れ、温まったら薄切りオレンジ、シナモンスティックを入れる。

2)煮立ったらクランベリーを入れ、よく混ぜながらもう一度沸騰させる

3)クランベリーの実に火が通ったらできあがり。

<ポイント>

1)で沸騰させた後、それぞれの材料の香りがうまくなじんでいるか確かめてからクランベリーを入れると美味しく仕上がります。

そのほかの答え

①のチョコレートソースはお菓子によく使われますが、コース料理ではフォアグラに使われることもあります。ただし甘みがほとんどない、苦いチョコ味でフォアグラとバランスをとっています。

②みんな大好き焼肉のたれにも、リンゴやナシなどのフルーツが活躍しています。クランベリーに限らず、フルーツはお肉と好相性の食材です。

③非常に辛いことで有名な唐辛子ハバネロ。辛さは10万~35万スコヴィル(からさの単位)といわれ、約4万といわれる鷹の爪よりかなり辛いことがわかります。日本ではお菓子でも有名です。

第2問

問題

フランスではクリスマスに食べられるエスカルゴ。エスカルゴにはいくつか種類がありますが、なかでも「エスカルゴの王様」と呼ばれる高級品種は?

①ブルゴーニュ種
②プティ・グリ種
③グロ・グリ種
④シャンパーニュ種

正解とレシピ

①ブルゴーニュ種

エスカルゴは実は「カタツムリ」なのですが、日本でよく見かけるかたつむりとは全く違う、食べるためのかたつむりです。2,000年以上前の古代ローマ時代からお料理に使われていたといわれています。

①のブルゴーニュ種は正しい名前をエスカルゴ・ド・ブルゴーニュ(Escargot de Bourgogne・学名Helix Pomatia)といいます。昔からエスカルゴといえばこのブルゴーニュ種でしたが、数が増えにくい上に育つのも3年かかるため、いまではとても貴重な種類になりました。

エスカルゴのアレンジレシピ

エスカルゴは種類や大きさはもちろん、ハーブバターが楽しみのひとつ。バゲットにたっぷりとハーブバターをひたしながらいただくエスカルゴは格別です。

そのままいただくほか、加熱したエスカルゴの身を取り出し、卵とたっぷりの生クリームに混ぜてオムレツにするのもぜいたくなおいしさです。とかしたハーブバターは別に取っておき、オムレツにかけるとよいですよ。生クリームのなめらかな食感と香り、バターの甘みとコクを引き立てあうエスカルゴ、フレッシュなハーブの香りがアクセントを添えるオムレツは幸せな休日の味です。

「エスカルゴのオムレツ」たっぷりの溶かしバターとエスカルゴの味わいが口の中でほどけます

そのほかの答え

②のプティ・グリ種は小さめの品種。身が白っぽいのが特徴です。
③のグロ・グリ種は②のプティ・グリの倍ほどの大きさ。現在フランスで育てられているのは、ほとんどがこの種類です。
④はにせもの!エスカルゴはシャンパーニュによく合いますが、架空の名前です。

第3問

問題

クリスマスイブの夜、サンタクロースがおうちに来てくれたときのために用意しておく定番のおやつは?

①カヌレ
②クッキー
③クリスマスケーキ
④かがみもち

正解

②クッキー

好きなおやつでももちろんいいのですが、アメリカではクッキー、とくにふにゃっとした食感が特徴のアメリカンクッキーやアイシングクッキー、人やモミの木の形をしたジンジャーブレッドクッキーを用意する子どもたちの話をよく聞きます。せっかくクッキーを用意しても、かげからこっそり見はっていると、サンタさんが来てくれなくなるので注意!

アメリカでもおうちの人が「サンタさんが来るよ~」というと、子どもたちは大急ぎでベッドにもぐりこみます。

そのほかの答え

①のカヌレはフランスに昔からあるお菓子。モチモチ食感でちょっとお酒のいい香りがします。
③のチョコレートケーキもいいアイデアです。
④のかがみもちはちょっと早いかな?サンタさんがそのままかじるのはツライかも!!

第4問

問題

クリスマスディナーでおなじみのフォアグラは世界三大珍味です。では三大珍味の残りの二つはなにかな(2つ選んでね)?

①キャビア
②からすみ
③トリュフ
④かがみもち

正解

①キャビア、③トリュフ

世界三大珍味はどれも有名な食品です。フォアグラは鴨やがちょうの肝臓。フランス産はペリゴールという街のフォアグラが有名です。最近、日本ではフォアグラがなかなか手に入りにくくなりました。コクのある味わいがフォアグラの魅力ですが、少しクセがあり、好き嫌いが分かれるかもしれません。はじめてのかたはお手頃価格で食べやすいパテで、まずは試してみては。

①のキャビアはチョウザメの卵。ロシア産が世界的に有名です。じつはロシアでは魚の卵は「イクラー(Ikra)」と呼ばれていて、サケの卵いくらは「赤イクラー」、キャビアは「黒イクラー」と呼ばれます。「イクラ」ややこしいですね。

③のトリュフはキノコの一種。パスタなどにうすくスライスなどして豊かな香りを楽しみます。気軽にトリュフの香りを楽しむために、最近はトリュフのオイルもあります。1,2滴でトリュフの香りがひろがって、とても面白いですよ。

トリュフオイルはブランドやメーカーによってかなり味、価格ともに違いがありますが、ここではトリュフの香りの良さ、バランスの良さでシェフに人気のトリュフオイルをご紹介します。

そのほかの答え

②のからすみはボラなどの卵巣を塩漬けしたもの、塩抜きした後に天日干しで乾燥させてあります。しっとりとした口当たりと、濃厚なコク、ほどよい塩味がごはんのおともにぴったりです。薄くスライスしていただきます。

④かがみもちはおいしいですが、ざんねんながら(いまは?)三大珍味ではありません。

さいごに

クリスマスに人気の食材も、少しアレンジすればがらりと雰囲気がかわります。おうちでクリスマス料理を作る際の参考になれば幸いです。

皆様良いクリスマスを!

たのしいホリデーシーズンになりますように
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